”とんぼだま”修行

トンボ玉の起源はとても古いのです。世界各地にから昔の玉がたくさん出土されています。
トンボ玉については、専門家の方々の解説が、インターネットで検索していただければ沢山あります。
興味をもたれたらぜひ検索してみてください。
私の生半可な、知ったかぶり解説よりずーっといいと思います。

「60の手習い」という言葉があります。若い時が過ぎてから、何かを習い始めることを言うそうです。
正倉院御物にあるトンボ玉に魅せられてから幾星霜、素敵な師匠に出会って
「とんぼだま、60の手習い」となりました。始めては見たものの、これがとても大変。
まず、老眼、細かい物が見えにくい。作ったパーツの模様がよく見えない。
次に、指先の感覚が衰えて、小さなものが掴み難い。ピンセットでつまんだパーツを落とす。
模様を入れる場所を外す。とんでもない所に模様が出来る…等など、数え上げたらきりがないのです。

何とか続けていられるのは、 偏に師匠と若いお仲間の方々の励ましと労わりによります。
世界に一つだけの「私の玉」をアクセサリーに組むのは本当に 楽しく、
これからも、のんびりとマイペースで、創っていきたいと思っています。



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