鹿教湯温泉ホテル東急
かけゆおんせん ほてるとうきゅう |
場 所 | 上田市西内1258番地
( 上信越自動車道東部湯の丸ICより約40分。
長野道松本ICより約40分。
電車の場合、JR中央線松本駅下車松本電鉄バスで約40分。
新幹線上田駅下車 千曲バスで40分 ) |
電 話 | 0268−44−2288 |
営 業 時 間 | 宿泊と休憩のみで、日帰り温泉のみは受け付けていない |
定休日 | 年中無休 |
入浴料 | 休憩、食事の場合は6、300円より(10.00〜15.30) |
泉 質 | 単純泉(弱アルカリ性低張性高温泉)
泉温45.8℃ PH7.85 湯量2400L/分 (共同使用)
混合泉(2号源泉〜6号源泉、30℃〜58℃を混合し使用施設に供給している) |
効 能 | 高血圧症、動脈硬化症、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、打ち身、冷え症、痔症、疲労回復、健康増進、 |
設 備 | 室内大浴室(長寿の湯、福の湯)、大野天風呂文殊、野天風呂薬師。
シャンプーやドライヤーと化粧水は備え付け |
評 価 | 湯質 ◎ (かけ流し?) 設備 ○ |
入浴して の感想 |
東急ホテルズと提携しているのでホテル東急の名を冠しているが、地元鉄道の経営である。
鹿教湯温泉は湯治場なのでその他に大きな施設は2〜3しかないようである。
9月に入り客足が一番衰える時期に訪れたこともあり、宿泊者は小生の家族を含めても40名足らずであった。 また、夕方外に出たが旅館を休業にしているのが全体の4分の1だった。
7階建ての5Fにフロントがあり、室内大浴場は2F。 露天風呂はそこから歩いて、1Fにある。
室内大浴場と露天風呂とは離れているので、同時に入ることはできない。
そこからの風景は美しいというほどのものではないが、開放感はあった。
室内大浴場は長寿の湯と福の湯という名が付けられており、長方形とL字形という違いはあるが、大理石の縁取りにタイル貼りで大きく多人数で入れるという意味では違いがない。
深夜の12時に男女が入れ換えになる。
露天風呂の方は大野天風呂文殊と野天風呂薬師という名が付けられていて露天風呂とは呼んでいなかった。 野天風呂という名は塩原温泉で見て以来久しぶりであった。
こちらの方は大きさにかなりの違いがあり、野天風呂薬師は円形の浴槽で10名入れるかという大きさで屋根が半分を覆い、外壁に近くやや圧迫感があった。 一方、大野天風呂文殊だが、数十人は一度に入れる瓢箪形の風呂で、藤棚が上を覆い、外の景色をゆったりと展望できる立派な岩風呂だった。
これらの風呂は夜10時に男女入れ換えになるが、家内や娘は大きな風呂に入れたので、大満足して帰ってきた。
これ等の湯槽は引湯された源泉の湯が流しこまれかけ流しなので大変気分がよい。 ナトリウム、カルシウム、塩素イオンを含んでいるが、それほど多くなく、硫酸イオンがそれらの3〜4倍含んでいる。 それらの成分から湯は透明でかすかに臭いを呈し、入るとぬめり感があった。
湯温は低めになっているので、露天の湯は夜中には外に出るとやや寒気を感じたが、入浴後に汗が止まらなかったので、冬に入ると体を芯から温めてくれそうな感じがした。
サウナやジャクジーなどの風呂がいっさいないので、物足りなく感じる人も多いだろうが、温泉好きには好まれるのは間違いない。
夕食もうまかったし、応対もよかったので、一行は満足して宿を後にした。
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