長野県 ー 東信(佐久・諏訪)地区の温泉

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 千ヶ滝温泉 ( 軽井沢町 )      星野温泉トンボの湯(軽井沢町)     
  小諸温泉 ( 小諸市 )           あさしな温泉 ( 佐久市 )        
 布施温泉( 佐久市 )      下諏訪温泉 児 湯( 下諏訪町 )        
 下諏訪温泉 旦過の湯(下諏訪町)           蓼科温泉 ( 茅野市 )     
 




千ヶ滝温泉
せんがたきおんせん 
場 所軽井沢町千ヶ滝温泉
( 上信越自動車道碓氷軽井沢ICより中軽井沢経由で約16km )
電 話0267-46-1111
営 業
時 間
(平 日) 13時 〜 22時
(土・休日) 11時 〜 22時
(特別期間ー 4/1〜5/6、8/1〜8/31、12/30〜1/3)) 11時 〜 23時
なお、受付は終了30分前まで
定休日4月と11月に休館日を設けることがある
入浴料(平 日) 1,100円 但し、(特別期間ー 4/1〜5/6、8/1〜8/31、12/30〜1/3)は1,500円
(土・休日) 1,500円
泉 質単純泉(弱アルカリ性低張性高温泉)
泉温48.9℃ PH7.5  湯量 300L/分 
効 能神経痛、筋肉痛、関節痛、運動麻痺、慢性消化器病、病後回復、疲労回復、
設 備庭園露天風呂(かけ流しの湯)、屋根付き露天風呂、屋内大浴場、フィンランドコテージサウナ(低温・遠赤外線FSサウナ
シャンプーやドライヤーと化粧水は備え付け
評 価  湯質  ○ (かけ流しは ◎ ) 設備 △ 料金 X(軽井沢価額ということか?)
入浴して
の感想
93年夏、軽井沢スケートセンターの敷地に採掘されたものだが、採掘にあたっては星野温泉の湯に影響のないように慎重に掘られたという。
ここもプリンスホテル系のようで、軽井沢千ヶ滝温泉ホテルと軽井沢スケートセンターに併設された施設で立ち寄り湯となっている。
入口でカード式のロッカーキーを渡されるが、ゴルフ場と同じものとはいえ、暗証番号を入れたしなければならず不便である。
建物はそれほど金をかけていないが、室内風呂のガラスは一枚もので、開放感もあり、外の景色を一望できる 室内には長方形の大理石の浴槽があり、一度に多人数入れる 。 外には屋根付きの変形な浴槽があり、腰を浮かせて庭を見ながら入れるようになっている庭園露天風呂とその下には円形の岩風呂があった。
岩風呂はかけ流しの湯になっているが、湯量が少なく湯温もぬるめである。 また、たまにか清掃しないようで苔が見えた。
その他の湯は循環式で湯温は高かった。 フィンランドコテージは洗い場から別の出口を経て行くようになっているようで、小生はその存在を帰宅しパンフレットを見て知った。
庭は軽井沢の自然そのものを写しだしているが、凄い庭ではない。
休憩室がある訳でもないので、湯から上るとそれで終わりという施設であった。
地元民には廉価で提供しているので利用価値はあるかもしれないが、この料金と設備を考えると利用価値はないのではないか?
どうせ行くなら隣に星野温泉の方がよいだろう(少し高いが)

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星野温泉トンボの湯
ほしのおんせん とんぼのゆ
場 所長野県北佐久郡軽井沢町星野
( 上信越自動車道碓氷軽井沢 I.Cを出て、国道18号線に入り、中軽井沢の駅前交差点を右折し、国道146号線を上ると、右側にある。 )
電 話0267―44ー3580
営 業
時 間
10時〜23時(受付は22時迄)
定休日年中無休
入浴料 1200円(ゴールデンウィークなど繁忙期は1500円)
泉 質 ナトリウム炭酸水素塩化物泉(弱アルカリ性低張性高温泉)
泉温50.6℃ PH7.53  湯量 ?
効 能高血圧症、動脈硬化症、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、打ち身、冷え症、痔症、疲労回復、健康増進など
設 備内湯と露天風呂とサウナ(男女別)
シャンプー、ボディソープ、ドライヤーは備え付けていた
評 価  湯質  ◎ (かけ流し) 設備 ○
入浴して
の感想
1年前の春、中山道の沓掛宿を歩いた時、訪問できなかった星野温泉を訪れた。 星野の湯は大正四年に開湯されたというが、この間までは軽井沢にあるのに、湯治の湯のような存在だった。 2002年4月、建築家・東利恵さんによる設計で、日帰り温泉施設として生まれ変わり、名前も、星野温泉トンボの湯になった。
コンセプトは、ゆったり湯に浸かるというものと思うが、館内には、脱衣場以外には、室内風呂に露天風呂とサウナという構成である。 内風呂は、一度に多くの人が入れる大きなものだが、長方形の十和田石が敷き詰められているもので、檜の縁がついた石風呂である。 床は黒い大理石で、大きな窓からは外の緑が良く見える。 蛇口は十五人分が用意されている。  露天風呂は、外回りを十数個の大きな花崗岩に囲こみ、その外に白樺が植えられていたが、季節が良かったので、黄葉した葉がライトアップされ見事だった。 よく観察すると、数十人入れる大きな露天風呂の中には大きな岩が数個置かれていて、日本庭園の風情であった。  それを囲むように回廊があり、その一角に、サウナの建物と5人分の蛇口の付いた洗い場があった。 
露天風呂で座ると、耳の下までお湯がきたので、丁度いい深さに設計されていると、思った。 風呂に注がれている湯は適温で、掛け流しである。 11月の平日の夜なので、入浴している人は数人なので、湯は当然のことであるが、すばらしいの一言である。 風呂を上ったところに、冷たい水の脇に飲泉用の蛇口があり、二杯飲んだがなかなかうまかったですよ!!

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小諸温泉ブルースカイ 
こもろおんせん ぶるーすかい
場 所小諸市古城1−1−5
( 上信越自動車道小諸ICより小諸懐古園方面へ約10分。
電車の場合、JR小海線・しなの鉄道小諸駅下車徒歩約5分。 )
電 話0267-22-8000
営 業
時 間
11時 〜 21時30分(受付は21時まで)
定休日年中無休
入浴料 1000円(タオル持参の場合は 500円)
泉 質 アルカリ性単純泉(弱アルカリ性低張性高温泉)
泉温40℃ PH8.54  湯量120L/分 
効 能神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、打ち身、冷え症、痔症、疲労回復、健康増進、
設 備サウナ付き展望風呂。
シャンプーやドライヤーと化粧水は備え付け
評 価  湯質  ◎ (かけ流し?) 設備 △
入浴して
の感想
小諸駅前の懐古園に隣接するグランドキャッスルホテル内の温泉である。 
小生は中山道歩きの拠点として2泊した。
温泉施設は高層階(4F)にあり、一般に開放されている(受付は4Fにある)
ホテルといえば、すごい施設を想像するが、屋上に温室を作ったと表現するようなガラスの屋根と外に面して大きなガラスがはめ込まれているので、明るい。 青空が仰げるのでブルースカイというのだろう。
そこからの風景は美しいというほどのものではないが、開放感はあった。
とはいえ、2.5mX3.5mの長方形の湯槽が1つあるのみなので、10人も入れるかどうかという小さい風呂であった。 その他、サウナがあるようだが、確認しなかった。
ほのかな硫黄の香り(?)を漂わせた湯は入浴後に汗が止まらなかったので、冬に入ると体を芯から温めてくれそうな感じがした。
ただし、浴槽が小さいせいか、朝の空いた時間と夕方の混んでる時間では湯の感じが違っていた。 混むと湯が濁ってぬめーとした湯の感じがなかった。
畳敷きの休憩広間があり、食事もとれる。 その場合は、日本蕎麦がおすすめである。 これはうまい。
小諸散策のついでに気軽にひと風呂というのにはお勧めだが、遠くからわざわざ来るほどの価値はなさそうである。

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あさしな温泉 穂の香乃湯
あさしなおんせん ほのかのゆ
場 所佐久市甲1071番地1
( 上信越道佐久ICより国道141号、国道142号を通り、諏訪方面へ約20分 、国道から少し入った浅科温泉と交叉点に表示がある )
電 話0267-58-0033
営 業
時 間
10時 〜 22時(受付は21時まで)
定休日火曜日(祝祭日の場合は営業)
入浴料350円
泉 質ナトリウム・カルシウムー塩化物温泉
泉温29.6℃ PH(不明)  湯量400L/分 
効 能きりきず、やけど、冷え性、婦人病、神経痛、筋肉痛、五十肩、慢性消化器病、
設 備室内風呂、サウナ、露天風呂2。
休憩室、軽食・喫茶コーナー
ドライヤーはあるがシャンプーはない(売店で販売している)
評 価  湯質  ○  設備 ○
入浴して
の感想
佐久から名古屋に戻る途中で温泉に入りたくて立ち寄った湯である。
雨の中で佐久温泉」の看板を見て近いと思い看板通りに入ったら佐久市内から離れたところに連れていかれた。
合併により平成17年4月に佐久市に編入されたところで、以前は浅科村であった。
浅科村と当地で生産される五郎兵衛米にちなんで付けた名であろう。
温泉ができて10年以上というからこれもふるさと創生で掘られた温泉の1つであろう。
どしゃぶりや急いでいたので泉温や湯量を確認しなかったが、循環式であることは間違いない。
室内の風呂は変形であまり大きくはなかった。 それに対し、露天風呂は12人以上は入れる岩風呂と5人程度の石風呂がある。
積み上げられた岩から豪快に湯が流れ、打たせ湯(2人分)なっていた。 庭園風になっていて、風呂からは直接みることができないが、立てば浅間山を見ることができる。
田園景色が広がり、開放感があるのは良いと思った。
湯質は今一つだが露天風呂の開放感があったのでまあまあといえよう。
なお、合併で温泉税が適用されて50円値上がりしたと地元人は憮然とした顔でいったのが印象に残った。
休憩室は180人収容できる大きなもの。千曲川でとれた鮠(はや)のからあげなどの手作りの惣菜も販売しているようなので、食事処でくつろぐのもいいだろう。

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布 施 温 泉 
ふせおんせん 
場 所佐久市布施1228
( 上信越自動車道佐久ICより国道142号を通り、14km 、布施温泉入口を左折し少し入ったところで右側に上って行く。 )
電 話0267-53-0181
営 業
時 間
10時 〜 22時(受付は21時30分まで)
定休日水曜日(祝祭日の場合は営業)
入浴料 400円
泉 質ナトリウム塩化物温泉(弱アルカリ性低張性高温泉)
泉温46.4℃ PH8.03  湯量213L/分 
効 能きりきず、やけど、慢性皮膚炎、慢性婦人病、神経痛、筋肉痛、五十肩、消化器病、
設 備室内風呂(ジェットバス付き)、サウナ、露天風呂。
(注)内風呂は一緒だが、露天風呂は片方には円形ジャクジーがあり、男湯と女湯がチェンジする。
その他に福祉風呂(要予約)
大広間(60畳)、食堂、ラウンジ、休憩部屋、和室(12畳2部屋)
シャンプーやドライヤーは常備
評 価  湯質  ○  設備 ○
入浴して
の感想
軽井沢から名古屋に戻る途中、温泉に入りたくて立ち寄った湯である。
布施地区は旧中山道からは少し離れているが、白壁の古い家も残っている。 また、温泉入口には日本一というむらおこし道祖神があるという里山の風景が広がるのどかなところでもある。
その高台に布施温泉はあった。 平成9年に建てられた横に長い構造の大きな建物で、以前は望月町営だったが、合併で第三セクターの経営に変っていた。
室内風呂は変三角形の風呂で20人以上が同時に入れそうな大きなもので、ジェットバスがついていた。
露天風呂は岩風呂で、これも又20人ぐらいが入れる大なもの。 湯船の端から打たせ湯としてお湯が注がれていた。
露天風呂からは下に広がるのどかな田園風景を望むことができるので、開放感もあり気持ちが良いお風呂だった。
利用者は地元の人がほどんどであろう。

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下諏訪温泉  遊泉ハウス 児湯 
しもすわおんせん ゆうせんはうす こゆ
場 所諏訪郡下諏訪町横町木ノ下
(中央自動車道岡谷ICから国道20号で、約15分)
(中央自動車道諏訪ICから国道20号で、約20分)
電 話0266-28-0823
営 業
時 間
5時30分 〜 22時
定休日年中無休
入浴料220円 但し、休憩室利用の場合は580円(利用時間は10時〜17時)
泉 質ナトリウム、カルシウム、硫酸塩、塩化物泉 湯温55℃  (弱アルカリ性低張性高温泉)
効 能神経痛、筋肉痛、打ち身、関節痛、五十肩、消化器病、冷え性、疲労回復、など
設 備室内大浴場、露天風呂、うたせ湯
大会議室、和室(休憩料支払いを要す)(
石鹸やシャンプーなどは持参するか窓口で購入しなければならない
ドライヤーは常備されているが、有料(1回100円)
評 価  湯質  ◎ (かけ流し) 設備 ○
入浴して
の感想
下諏訪温泉は町内25箇所の源泉から毎分6,000Lもの湯量があるというところ。
中山道を塩尻から塩尻峠を越え、下諏訪まで歩いた後に訪れた温泉である。
ここには下諏訪財産区が管理する10の公衆浴場があり、私が利用したのはその一つである。
児湯(こゆ)は綿の湯(源泉が枯れ現在はない)と旦過(たんが)の湯とともに、古来、下諏訪の三名湯といわれたが、源泉が枯れてしまった。
その跡に、昭和62年、昔から神の湯としてあがめられてきた共同浴場”綿の湯”と合併して作られた施設が”遊泉ハウス児湯”である(綿の湯跡は駐車場になっていた)
引湯されている湯は鎌倉時代から湧き続けるという旦過(たんが)の湯とその他の源泉の湯の混合泉である。 湯をそのまま注いでいるかけ流しの100%天然の湯で、入った瞬間熱く感じるが、湯質が良く肌にやさしく感じられた。
施設は銭湯と思っていた方が良く、タオルの他、すべて持参しなければならない(受付でも販売している)
室内には10数人が入れるタイル張りの多角形の湯船がある他、室外には露天風呂があるが、これは4人も入れば一杯になる大きさで、その他には、打たせ湯があるのみ。
施設はシンプルさを補って余りある湯質である。
露天風呂には完全に上を覆ってしまっているので、外とは隔離された感があるが、外気に触れることと湯温は室内より低いので長く入れた。
諏訪大社下社秋宮の近くにあり、休憩も可能なので、観光客に人気があるようであるが、利用したのが20時ごろだったので、地元の人ばかりだった。
自宅の風呂代わりに利用されているようで、一家で大挙して訪れ、入浴時間より洗う時間の方が長いぐらいで、あっという間に出て行った。 地元住民には温泉に入っている感覚はなく、汗を流しに来るところかも知れない。

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下諏訪温泉 旦過の湯
しもすわおんせん たんがのゆ
場 所諏訪郡下諏訪町湯田町
(中央自動車道岡谷ICから国道20号で、約15分)
(中央自動車道諏訪ICから国道20号で、約20分)
電 話不明
営 業
時 間
5時30分 〜 22時
定休日年中無休
入浴料220円 
泉 質ナトリウム・カルシウム-硫酸塩、塩化物泉(弱アルカリ性低張性高温泉)
 湯温58.8℃ PH8.64(旦過源湯1号2号の混合泉) 
効 能神経痛、筋肉痛、打ち身、関節痛、五十肩、消化器病、冷え性、疲労回復、など
設 備室内浴槽のみ
石鹸やシャンプーなどは持参するか窓口で購入しなければならない
評 価  湯質  ◎ (かけ流し) 設備 △
入浴して
の感想
前回は中山道を歩いたとき、児湯(こゆ)に入った。 今回は、諏訪大社の4つの神社の全てをお参りした後、旦過(たんが)の湯に立ち寄った。 駐車場はあるような気がしたが、分らないので、児湯に置いて歩いた。 鎌倉時代、慈雲寺を訪れる大勢の修行僧のために建てられた旦過寮の湯という歴史がある古い湯である。 脇の建物で出湯しているので、ここから引かれる他の湯のように温度が下がらない。 加水せず、そのままなので、湯口は四十八度以上もあり、ここの共同浴場の中で、一番熱いといわれる温泉である。 そんなこととは知らず、飛び込んだので、あまりの熱さに目をくらったが・・・
造りは銭湯の小さなもので、タイル貼りの長方形の湯槽を2つに仕切っているが、十人も入れない小さなものだった。 ライオンの湯口から源泉が浴槽へ入れられているので、熱くて入れない。 最初は足を入れることさえ難しかった。 もったいないと、数分ずつ3〜4回はいったが・・
どうやら、熱い湯に我慢しながら入る人たちが集まってくるところのようである。 入浴する人はほんの数分で出て、身体や頭を洗ったり、おしゃべりをして、時間を稼ぎ、また、どぶんと短時間入り、帰っていった。 
従って、小生のように長い間入っていたい人には不向きな温泉だった。 かけ流しであり、切り傷によく効くという効能もあり、お湯そのものはよかったが、熱い湯がきらいなものには駄目な温泉である。 

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蓼科温泉ホテル 親 湯(民営)
たてしなおんせんほてる   しんゆ
場 所長野県茅野市北山蓼科
(中央道諏訪ICからビーナスラインで、30分 )
電 話0266-67-2020
営 業
時 間
(日帰りの利用は)11時 〜 16時
定休日年中無休
入浴料1,000円
泉 質単純酸性泉 湯温 29.7度 PH 4.12 (弱酸性低温泉) 
蓼科温泉郷の一つだが、単独の源泉を持つ
効 能神経痛、筋肉痛、打ち身、消化器病、冷え性、疲労回復、痔症、関節痛、五十肩
設 備大浴場・露天風呂(男女別)・貸切露天風呂・屋外温泉プール(夏だけ)
  シャンプーやドライヤー、化粧水は常備
評 価  湯質  ◎ (かけ流し) 設備 ○
入浴して
の感想
北八ヶ岳の北端に聳える蓼科山南斜面一帯にある蓼科高原の温泉を蓼科温泉郷というが、温泉郷の最奥にある一軒宿が親湯である。 蓼科では草分け的な存在である。
親湯の歴史は古く、開湯は平安時代といわれ、武田信玄の隠し湯といわれ、軍用の薬湯が有ったというところである。
戦後間もない頃、温泉プールが作られたが、当時では珍しく、古橋広之進などの水泳選手の練習場になった。 当時のプールは無くなったが、プール平の地名はその名残りである。
湯は弱酸性単純泉で入っているとすべすべになるのが分かる。 湯量も多いので、入っていて快適である。
露天風呂には、渡り廊下でつながっている。 天与の湯と名付けられた露天風呂からは眼下に滝の湯川渓谷が広がる。 男女別だが、10名程度とあまり広くない。 貸切露天風呂もある。
室内には世にも珍しいお座敷風呂がある。 浴室にも着替え場も床が畳敷きなので、一瞬戸惑うが、なんとなく落ち着くのはなぜだろうか?
湯船は長方形の大きなもので、湯温も調節されてよかった。
子供が小さなころは毎年夏を過ごしたところだったが、久しぶりに来て、のんびりできたのは最大の収穫だった。

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かうんたぁ。