三斗小屋温泉(民営) さんどごやおんせん |
場 所 | 那須町三斗小屋温泉 |
電 話 | 煙草屋旅館 0287-69-0882 大黒屋旅館 0287-63-2988 |
営 業 時 間 | (日帰りの湯は煙草屋のみ営業)10時〜15時(事前確認のこと) |
定休日 | 宿泊者が多いときや冬季休業の時は入れない
(4月〜12月上旬のみ営業) |
入浴料 | 500円 |
泉 質 | 炭酸カルシウム鉄泉、硫黄泉、単純泉
(康治元年からの古湯) |
効 能 | 胃腸病・心臓病・肝臓病・神経症・皮膚病・リウマチ・婦人病 |
設 備 | 展望露天風呂、内湯(日帰りは露天のみが原則) |
評 価 | 湯質 ◎ (流し放し) 設備 △ |
入浴して
の感想 |
三斗小屋は、流し放し、加熱なしの天然温泉です。
那須5岳の一つ、朝日岳の山峡に湧く秘湯なので、温泉に来るには自分の足で山を越えてくるしか方法がありません。 また、日帰りの湯営業は煙草屋のみで、大黒屋では営業していません。
煙草屋旅館の展望露天風呂は、混浴なので、女性には時間を指定して、専用風呂にしています。
山の湯にふさわしく、素朴なコンクリート打ちっ放しの浴槽。 登山の汗を洗い流すにはよい風呂です。
入浴者は日光浴を兼ね、隠居倉などの山々を見ながら、のんびりと風呂に入っている。 秋の紅葉の時期が最高ですね。
旅館内の内湯は、木製で、3つに仕切られ「源泉」「熱い」「ぬるい」の三種の湯が入っています。
源泉は飲用効果があり、備え付けの茶碗で飲める。また、頭に湯を20回〜30回かけると、頭が重いのが治るという治療法が伝えられていました。 ここの湯は流し放しで、清潔です。当然ですが、この温泉にはシャワーも石鹸も蛇口もありません。
まさに、秘湯にふさわしい温泉です。 私は、自分の足でしか行けない数少ない温泉ですので、そう頻繁には行けませんが、山歩きを兼ねて訪れています。
( その他の情報 )
温泉宿は2軒しかなく、朝日岳や大峠方面へのベースキャンプになっている。
ここへくるには、茶臼岳の峰の茶屋を下るのですが、峰の茶屋までは、茶臼岳の登山道を1時間歩く方法と、ロープウェイ山頂駅から頂上付近を経由して約40分歩いてくる、2つのコースがあります。 なお、峰の茶屋からは、更に1時間10分くらい下らなければなりません。
従って、日帰りで、この温泉を楽しむには、朝早く出発すること、と、健脚であることが必須条件になる。
峠の茶屋から登山道を登るには、車は、ロープウェイの上の「峠の茶屋」駐車場におきますが、シーズンには、早朝に一杯になりますのでご注意ください。
茶臼岳北斜面の姥ヶ平は、ドウダンツツジが紅葉し、それはそれは美しいですよ(9月中旬〜下旬ごろ)
峰の茶屋付近は風が強く、冬が来るのが早いので、11月以降は注意して登ること。 |
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