道後温泉本館(松山市)
どうごおんせんほんかん
|
場 所 | 愛媛県松山市道後湯之町5−6
( 那珂ICから国道118号で約45km ) |
電 話 | 089-921-5141
|
---|
営 業 時 間 | ◎霊(たま)の湯
(3階個室)6:00〜22:00(札止20:40) (2階一般席)6:00〜22:00(札止21:00)
◎神(かみ)の湯
(2 階)6:00〜22:00(札止21:00)
(階 下)6:00〜23:00(札止22:30) |
定休日 | 年中無休(年末大掃除日1日を除く) |
入浴料 | 料金はコースにより異なる。
神の湯のみの利用は400円、神の湯と休憩室(2F)利用は800円(1時間以内) |
泉 質 | アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性高温泉)
ラドン含有量 1.4 X 10-10Ci/kg 泉温 48℃ PH 9.1 |
効 能 | 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進 |
設 備 | 室内風呂のみ
|
評 価 | 湯質 ○ 設備 ○ |
入浴して の感想 |
道後温泉は日本最古の温泉として3000年の歴史を持つといわれ、皇族や貴族などの来訪も多く、聖徳太子も今から1400年前に訪れたといわれる温泉地だが、私にとっても縁の地である。 弟の戸籍簿には道後湯之町で生まれたと記され、小生は4歳だったので記憶にないが、母から当時のこと聞いて育った。 そうした思い出の地への訪問である。
道後温泉本館は、道後を象徴する建物で、坊っちゃんで有名になったきらいがあるが、やはり一度は訪れたい場所。 朝6時開門と同時に利用するため旅館を出たが、すでに切符売り場は多くの人が一番風呂を目指して集まっていた。 神の湯と休憩室利用を選択し券を購入し、待つことしばし。 門が開いてどっと入った人はほどんどが神の湯のみの利用で、休憩室利用は3組のみであった。
2階に案内され、籠に衣類を置き、浴衣に着替えて、1階の神の湯に下りていった。 ロッカーで裸になり、風呂場に行く。 2部屋あったので、左に入った。 横に広い楕円形の大きな湯船で、昨晩入った椿の湯と同じレイアウトである。 真ん中に筒状の湯口があるのも一緒。 刻まれている文字は違う。
左側の洗い場に丸い円が描かれている。 なにかなあと説明を読んだら、道後温泉の第1号の源泉跡であるとあった。 ここから3000年前に道後温泉が始まったという痕跡である。
身体を流し、湯船につかるころには入浴客は減ってきた。 地元の人は家の風呂感覚でさっと入り引揚げていく。
今度は、右側の部屋に入った。 こちらの風呂もまったく同じ設計だった。
今度は、少し入って、お湯から出て、2階に戻った。 籠の前には茶托と2枚のせんべいが置かれていた。 着替えが終わると若い娘が御茶を運んできた。 せんべいをほほばりながら、御茶を飲んだ。 湯上り一杯はうまかった。
この神の湯2階席は55畳の大広間というばか大きいものだが、昼には入れないほどの客がくるという。 この時間は私以外には岡山から来たというカップル1組だけだった。 彼らに記念写真を撮ってやり、雑談をして、本館を後にした。
出発前のあわただしい時間であったが、入ってよかったと思える温泉であった。
|
ご参考
|
道後温泉本館は3階建ての木造建築で、神の湯本館棟は明治27年に建てられ、平成6年、国の重要文化財に指定を受けた。 そこには、神の湯と霊の湯という二つの浴室と、それぞれの休憩室がある。
今回は訪れなかったが、漱石ゆかりの「坊っちゃんの間」や、さらに皇族専用浴室の「又新殿(ゆうしんでん)」(観覧料210円)などが見学できる。 また、3階の振鷺閣(しんろかく)から道後の時を告げる刻太鼓(ときだいこ)がある。
又新殿は明治32年に建てられた皇族専用の湯殿で、玄関の間、御次の間、玉座の間があり、建築様式は、桃山時代風の優雅なもので、豪華絢爛なもの。 浴槽は、御影石の中でも最上のものとされている香川県の庵治石を用い、正面の湯釜に大国主命、少彦名命の両神像を刻んでいるとあった。
坊っちゃんの間は、昭和41年、正岡子規と、子規の友人だった柳原極堂の「生誕100年祭」を催した際、漱石の娘婿の文人松岡譲氏を招き、漱石をしのび、このゆかりの部屋を同氏が『坊ちゃんの間』と命名したというもの。
振鷺閣(しんろかく)は、本館三層楼の屋上にあり、刻太鼓(ときだいこ)」と呼ばれ、環境庁(当時)の残したい「日本の音風景100選」に選ばれているとあったが、6時の太鼓の音はしなかったように思うが、間違いだろうか?!
|
---|