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マリンハウス | 海辺のテラス | (手前)台場 (奥)レインボーブリッジ |
砂浜には子供と両親、若いカップルの姿が見られた。
砂浜を北に進むと、前方に植栽が整備された公園が見えてきた。
右手には244台も収容する駐車場もあり、
その上ではレインボーブリッジを歩ける入口もあり、
行かなかったがレインボーブリッジからは第3台場も第6台場も見下ろすことができるという。
今残る第三台場は昭和八年に御台場公園になり、保護されてきた。
砂浜から植栽で整備された道に上り、この道を進む。
その先に台場に上る木の階段があり、
その先の道を登ると「都立台場公園」の看板があり、その先には第三台場全体が見えた。
植栽で整備された道 | 木の階段 | 第三台場全景 |
下部の中央に柱列が見えるのは陣屋跡である。
「 勤番者の居住地として中心の低地部に建てられていた建物で、 今は建物の基礎部分だけが残っている。 」
左側の道を進むと、突き当たりの右側に砲台跡がある。
「 西洋式築城法により外周部に築造された砲台で、 現在のものは、当時の記録を基に昭和八年御台場公園が設置された時に復元されたものである。 」
ここからは日の出桟橋と東京テレポートを行き来する海上バスを見ることができた。
陣屋跡 | 復元された砲台 | 海上バス |
砲台跡を時計回りで進むと左側の海に海上バスが通り抜けていった。
細長い島が二つあるが、この人工島は防波堤の役割を果たしているが、釣り場になっているのかと思った。
右に目を転ずるとレインボーブリッジを背景に島がある。
「 これは第3台場と共に残された第六台場で、当時の姿で海の中に孤立してある。
立ち入り禁止になっているため、植物や野鳥の宝庫になっており、学術的にも貴重な存在になっている。 」
台場の下に降りて行くと先日の台風による大雨で行く手をふさいていたが、かまど跡と火薬庫跡がある。
火薬庫の周囲には土堤をめぐらせた本瓦葺の建物があったといわれ、
火薬は火災や被弾の危険に備え、数ヶ所に分散して格納されていたようである。
これまで日本100名城を数多く見てきたが、品川台場は一ヶ所のみで、
史跡らしいものはないので、あったという間に見学が終了してしまった。
とはいえ、日本の歴史を語るうえで、貴重な資産と思った。
二つの人工島 | 第6台場 | 火薬庫跡 |
品川台場(第3台場)へはゆりかもめ線お台場海浜公園駅より徒歩13分、 りんかい線東京テレポート駅より徒歩約15分
東京都観光汽船「日の出桟橋」に乗り、お台場海浜公園下船、徒歩17分
第6台場には渡る事はできない
品川台場のスタンプはお台場海浜公園のマリンハウス1Fにある