小原の四季桜
photographs by Masayoshi Tanuma
2004年12月1日、愛知県小原村に、四季桜を見に行きました。 小原村は和紙の里として有名ですが、
最近は、村内の各所にある四季桜を宣伝しています。
四季桜は栃木県に単身赴任している時見に行ったのですが、がっかりした思い出がありましたので、期待していなかったので
すが ・・・・・
ところがです。 思っていない風景があったのです。 殿屋敷という集落のある家に咲き誇る四季桜を見つけ、車を
止めました。 それはそれは純白の花が枝一杯に咲いていたのです。
十二月というこの時期にこのようにたわわな白い林檎の花のようなものに出会えるとは思いませんでした。
欲が出て周りを眺めると、小川に沿って楓の樹が並んで植えられているのが見えました。 葉は少しちりじりになり始
めていましたが、今年見た紅葉の中では、もっとも赤かったです。
桜と紅葉を同時に写真に収めるのは初めての経験です。 四季桜をバックに写したりして、1時間近くいましたかね!?
更に車を走らせ、小原村役場近くの駐車場に止めました。
四季桜は盛りを過ぎていましたが、周りの景色とのバランスはよかったと思います。
桜は三月から五月までと思っていた小生の先入観を壊したのが、合併して豊田市になった、旧小原村の
四季桜である。 初冬に咲く咲く桜は、これまでも見てきたが、これだけ見事に咲く桜は全国でも多くないのではないか?
しかも、楓の紅葉の時期に咲く訳で、騙されたと思って、一度訪問されると良いでしょう。
桜紀行 中部地方(7) 飛騨 白川郷と荘川桜へ