御室仁和寺、原谷苑の桜

photographs by Masayoshi Tanuma




桜の写真に興じていることを知るokanから、京都の桜ツアーがあるが、行かないかといわれた。 
2004年4月16日、名鉄バスセンターでバスに乗り、途中トイレ休憩で一回止り、京都市内で、土産物屋 を兼ねた食事処で早めの昼飯を食べ、仁和寺へ案内された。 
okanは適当に見ているというので、早速撮影を開始し、制限時間一杯写真を撮った。 



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仁和寺は仁和二年(886)に光考天皇の勅願寺として着工され、同四年、光考天皇の遺志を継いだ宇多天皇により 完成した寺院である。 宇多天皇は出家して御室を設けたことから、御室御所と称した。 以後、門跡寺院と して格式を誇り、国宝の金堂や御影堂、五重塔などの伽藍が建ち並ぶ。 境内に咲く桜は御室桜と呼ばれる 遅咲きの桜で四月下旬が見ごろとあるが、最近はもっと早いのではないか?



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この後、原谷苑に案内された。 原谷苑は、仁和寺の北方の大北山原谷にある 個人所有の四千坪の桜の園で、入場するには1,200円から1,500円が必要。 周りは鄙びたところ なので、京都の隠れ里と称される地区である。 紅しだれ桜は、百本以上といい、御室の桜が終 わってもまだ、桜を楽しむことができる、という。



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もっとゆっくり桜を鑑賞したかったが、このツアーはおばさん達が好む買い物 と食事が中心。 桜はその味付けになっている感じで、あっという間に出発時間が来て、小生の 桜をじっくり写したいという望みは断たれた。






 桜紀行 近畿地方(3) 二条城から円山公園へ                       



かうんたぁ。