明日香・石舞台の桜

photographs by Masayoshi Tanuma

(2003年04月13日)



石舞台とあるが、実は飛鳥歴史公園の中央に位置するわが国最大の方墳古墳なのである。 
大化の改新で滅ぼされた蘇我入鹿の祖父、蘇我馬子の墓ではないかといわれている。
発掘調査により、方形の墳丘、堀、外堀が存在すること、六世紀代の小古墳を壊して築造されて
いたことなどが分かったが、この古墳は三十数個の岩から構成され、その総重量は二千三百トン。
特に、天井部分の石は約七十七トンもあり、当時の土木、運搬技術の高さが窺われる。





冬には比較的寒い明日香村にも四月に入ると春がくる。

そうした明日香村に久し振りで訪れると、桜をバックに石舞台古墳があった。

下を見るとタンポポが咲いていて、 なんとなく寛げた春のひとときであった。



xxxxxxxxxx




xxxxxxxxxx



美しい桜は何時頃植えられたのか?分からないが、石舞台と調和していたので、皆様も一度訪れたら如何でしょうか?





 桜紀行 近畿地方(8) 奈良 宇陀地方の桜へ                       



かうんたぁ。