さ く ら 旅  

これまでに訪れた桜の名所の案内です。

 
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■ 高遠城址        (場 所) 長野県伊那市高遠
高遠城址 高遠城は、戦国時代、武田信玄の家臣だった山本勘助が縄張りした堅城で、兜山城ともいわれる。 天正十年(1582)、武田氏一族の仁科盛信(信玄の五男)の時に落城するが、この時籠城していた、信玄の娘・松姫(盛信の妹)と、攻城軍の総大将、織田信忠(織田信長の嫡男)は、婚約者同士で、落城にまつわる悲劇として知られている。 城址には、千五百本のタカトオコヒガンサクラが植えられて、四月上旬から五月上旬にかけて、赤みを帯びた鮮やかな桜色に包まれる。  難点は、高遠城址公園さくら祭りが催されると、全国から花見客が訪づれるため、駐車場に入ることすら、ままならぬことである。 


■ 高遠の桜        (場 所) 長野県伊那市高遠
高遠の桜 高遠は首都圏から比較的近いため、高遠城址公園さくら祭りが催される時期になると、花見客が殺到し、駐車場に入るにも、かなり待たなければならない。  現地に八時前に着くと不思議なぐらいあっという間に見学が出来る。 開場まで多少待たないといけないだろうが・・・ 
城の桜だけに目を奪われず見て欲しいのが、南アルプスの雪が残った山姿で、これと桜の組み合わせは電線に邪魔されて、なかなか難しいが、春を告げる風物詩と思う。 


■ 春日公園の桜      (場 所) 長野県伊那市伊那5949-1
春日公園の桜 高遠城址公園を訪問しようとしたが、渋滞で何時になるのか分らないため、たまたま立ち寄ったが、大変良かった。  戦国時代の伊那部大和守重慶の居城だった春日城があったところで、アルプスを背景に伊那市街が一望できる、眺めのよい公園である。  ここには、ヨシノザクラ、コヒガンザクラなど約百九十本の桜があり、色々の桜は咲き誇る姿が見られた。  戦後流行った浪曲、伊那の勘太郎の碑も建っていた。
中央道の伊那ICより10分


■ 南アルプスを望む    (場 所) 長野県伊那市高遠
南アルプスを望む 伊那市は、中央アルプスと南アルプスに挟まれた伊奈谷にある。  中央アルプスに比べ、南アルプスは多くの山が連なっているので、年間を通じて、見ていて飽きない風景がある。  桜の季節は、山上に雪が残っているので、それをバックに入れて写すと、絵になるような気がする。  先日はそれに鯉のぼりも加えて写したが、少し季節感がおかしくなり、苦笑した。



■ 栖林寺(せいりんじ)  (場 所) 長野県駒ヶ根市 
栖林寺 栖林寺のしだれざくらは、樹齢四百年といわれ、薄紅色の花をいっぱいに付けた堂々たる姿と、遠く残雪の中央アルプスとのコントラストが実に美しかった。  寺に入る道には、石仏が並んで建っていた。 
中央高速道路の駒ヶ根ICより、国道153号の東を平行する県道18号を駒ヶ根方面より北に向かって走ると、右側の山沿いに1本の大きな桜が目に入る。 
その桜を目指して進めば迷うことなく栖林寺に着く。 


■ 駒ケ岳遠望       (場 所) 長野県駒ヶ根市赤穂29番地  光前寺境内
駒ケ岳遠望 宝積山光前寺は、天台宗の別格本山の寺院で、信濃五大寺(戸隠山の顕光寺、善光寺、更科八幡神宮寺、津金寺、光前寺)のひとつに数えられた寺である。 
昭和四十二年(1967)に、庭園が国の名勝に指定された。  また、霊犬早太郎説話でも知られている。 
駐車場から見ると、しだれ桜の奥に、残雪の駒ケ岳がバランス良く見えた。


■ 奈良井宿        (場 所) 長野県塩尻市奈良井 
奈良井宿 中山道の木曽路は十一宿あったが、北から二番目の宿場町で、かつては奈良井千軒と謳われる賑わいを見せていたところである。  現在も古い建物が残り、旅籠の軒灯、千本格子など往時の面影を色濃く残している。   このあたりは、しだれ桜が多くあるが、古木といえるものはなさそうであった。 
奈良井駅近くに咲いていた桜を霧雨の中で写した。



            




かうんたぁ。